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  各年度ごとに当時の社員のメッセージを掲載しています。
 
◆ 良き先輩に囲まれ、存分に学べる環境のもと、焦らず力を蓄えていってください。

柳本 雄亮

京都営業所 営業課/2008年入社


大学4年間、ラグビー部に全力を捧げていたため、就活は夏からというスロースタート。地元京都で働きたいと企業を探していたところ、京栄ニチユのホームページを見つけ、フォークリフト単体だけでなく倉庫や工場の物流システムを企画販売していると知ったんです。単なる物売りではなく、幅広い仕事ができると興味を抱いたのが当社へ就職を希望した理由です。

実際に入社し営業に配属となってから、学生時代には想像していなかった場面にいくつも遭遇しました。まずお客様と話すことの難しさ。日常では人との会話は自然に行えるのに、いざお客様を前にすると何も話せなくて「こんな初っぱなからつまずくとは!」とショックでした。今思えば、製品の知識も乏しく、ましてやお客様のことなど全く知らないという自信のなさから、言葉が出なかったのだとわかりますが。

その時、有り難かったのは先輩の親身なサポート。わからないことがあれば、時間を割いて親身に指導してくださるし、一歩前に進むための絶妙なアドバイスをいただいたことが、何より心強かったですね。当社の先輩方に教わる1つひとつが貴重でした。 皆さんも入社後しばらくは思いもよらない壁に直面すると思いますが、一人で悩まず遠慮なく周りの協力を得ながら乗り越えて欲しいですね。毎月の勉強会やメーカー研修など、学べる機会もしっかり用意されているので焦らず力を蓄えていってください。

最近、先輩のすすめでゴルフを始めたんです。面白さにハマってしまって、先輩達と会社帰りに打ちっ放しで汗を流して楽しんでます。仕事は厳しいけれど一歩職場を離れると、“良きアニキ”“人生の師”として付き合える人たちに囲まれ、ほんと当社に就職して正解だった!と。いま仕事も人間関係も、とても充実しています。

社員が楽しみにしているイベントが年に1度のレクリエーション。
私は台風などの不運な気象に阻まれまだ1度も参加できず。
来年こそは!と楽しみにしてます。
営業はお客様の抱える課題やニーズをキャッチすることが大切。同社の営業はそこに経験とプロの視点をプラスして1歩先ゆく提案を行う。 社内の空気はいたって和やか。仕事はキッチリ、プライベートは思い切り楽しむのが当社流。若手も伸び伸びと力を発揮中。
  京栄ニチユの精鋭達。熱くライブな仕事を紹介。
柳本、中澤(写真左から)

 柳本 雄亮/京都営業所 営業課(2008年入社)
 中澤   將/営業企画課[LS部](2000年入社)



入社2年目の若手営業ながら、先輩も驚く成長を見せる柳本。そして入社10年目、営業支援や人材教育を行う傍ら、ロジスティクスソリューションシステムの立案からフォローまでと幅広く活躍する中澤。いま注目の両名を紹介しよう。

 


  新入社員の登竜門である新規開拓。柳本に待ち受けていた出来事とは。
ある日の1シーン
「机にしがみついていては、本当のお客様ニーズを満たすシステムは提案できません。営業、SE、サービス、メーカーと一体となりベストな提案を追求していきます。」(柳本)
「マテハンから物流システム、ロジスティクスのプランニングまでトータルに提案できることが、京栄ニチユの強みです。」(中澤)
「当社は人物重視。「この人にいずれ当社の将来を任せたい」と思わせてくれる輝きを持った方に期待しています。」(採用担当:笠井)
 

成長度&期待度バツグンの若手として注目を集めているのが柳本。入社間もない頃の仕事ぶりはどうだったのか。

「3カ月間は先輩方に同行し、1から営業の基礎を教えてもらいました。特に勉強になったのがお客様との話し方。お客様に切り出す自然な会話や情報の引き出し方など、とにかく忘れないようにメモを取っていました」。

4カ月目に入ると、同行を卒業して新人営業の登竜門である新規開拓へ。最初の頃は、受付で無下に断られたり、ろくに話を聞いてもらえず連日惨敗。しかし「絶対タダでは帰らない」と心に決めていた柳本。たった数分の会話であっても、何か一つでも情報を得ることに集中。特に窓口となる購買課や担当先を聞くことは欠かさなかった。

断られても諦めず2度、3度と各社の担当先へ訪問を続けていたある日、A社から「話を聞きたい」と連絡をもらう。ここで普通の新人なら、喜び勇むあまりとにかくコチラの話を聞いてもらおうとするだろう。が、柳本は違った。

「お客様がウチのどんな情報を知りたいか、どんな課題があって何を期待しているか」

と考え得るあらゆるケースを予めシミュレーションしてから、当日の商談に挑んだという。繰り返し提案を続け、先輩の援護にも助けられて、入社4カ月あまりで初受注という新人としては驚くべき快挙を成し遂げた。

この話にはまだ続きがある。売ったのはコンテナ3台。長野県の仕入先から取り寄せが必要な商品であり、発注から納期の段取りまで細心の注意を払っていた柳本。納品当日、立ち会いのため先方で待機していると待ちに待ったトラックが到着。胸躍らせながら荷台を開けると…。

何とそこには物の見事に横転し、キズだらけになったコンテナが!!「一瞬、頭が真っ白になった」というから柳本の慌てぶりは尋常でなかったに違いない。しかし、ココに来てまた彼は不屈の精神を発揮。お客様先に詫びると共に素早く仕入会社と交渉。メリットの高い提案を再構築した結果、お客様は非常に満足し喜んだそうだ。そのお客様は、今では彼にとって一番の得意先になったという。

入社2年目に突入した柳本は、1年目のガッツそのままに先輩社員も関心するほどの辣腕を発揮している。これからの柳本の活躍がますます楽しみだ。


  お客様と一緒に考え、創り、結果を出していくプロセスこそが中澤の喜び。
  現在の所属は2008年に新設された営業企画部。「人こそ財産」と言ってはばからない京栄ニチユの要とも言える部署であり、教育・研修をはじめ、効率的かつスムーズに営業するためのあらゆるサポートを行い、社員を支援している。同社の隅々を知るべき者こそ企画を担当するに相応しい人材。そしてその一員が中澤なのだ。

入社以来、数々の経験を積み現在の仕事に持てる力を注ぎ、そして現在も進化を続けている人物だ。 入社後は営業として、神戸、明石、京都営業所で物流コンサルティングのノウハウを学んできた。

営業がますます面白くなってきた5年目、突然ロジスティクスソリューション部(通称LS部。※現在は関連会社に移管)へ異動の命が。LS部は、最適な物流空間を創造するため情報システム、保管システム、無人搬送システムなどを構築、提案、納入立ち会い、フォローする部署。

実際にシステムを構築するには、営業経験はもとより設計やプログラム、マシン技術などのスキルは不可欠。営業にはある程度自信のあった中澤だが、システムとなると全くゼロからのスタート。依頼される案件をカタチにするため、1から必死に勉強したという。

つい最近の大きな仕事は、営業がライバル社を押しのけ受注した2億円規模の無人化搬送システム。100×40m四方の新工場に、24時間稼働の無人化物流システムを導入するのだ。相手も一大コストをかけたこのプロジェクトに妥協を許さない。サイクルタイム短縮など、これまでにない高い要求が挙げられ、課題のソリューションに奔走。コストやプランの合意調整だけでなく、雇用問題や景気動向といったお客様先の要因にまで踏み込んだ難題が山積みだったという。

しかし中澤をはじめとするLS部員、営業達は問題を1つずつ乗り越え、約1年をかけて夢に描いた新物流システムを完成させた。「夏まで稼働後のフォローのため工場を行き来してましたが、やっと一段落つきホッとしているところです」。中澤は仕事をやりきった自信に満ちた清々しい笑顔を見せた。

「営業もLSも“これが正解”という答えはありません。お客様と一緒に考え、創り、結果を導き出していく。そのプロセスに何より我々は喜びとやりがいを感じています」。
採用担当者からのメッセージ

2名のドキュメンタリーを読んだ感想はいかがでしたか?物流システムはお客様ごとに要望が全く異なり、成果の導き出し方もさまざま。ひと口に表現できないほど奥が深い世界です。その果てしないフィールドを相手にベストなプレゼンテーションを行う営業という仕事は、突き詰めるほどやりがいと面白さを感じていただけるはず。まずは当社のスタートラインに立って、一歩ずつ前進していただきたいと願っています。5年後、10年後に当社の中心人物となってぜひ羽ばたいてください。バイタリティーある皆さんに会える日を、楽しみにしています。(採用担当 笠井 裕)
 

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