トップ > デトロイト号 復刻プロジェクト
90年前の電気自動車を復刻
1917年、米国より輸入された電気自動車で、輸入された5台のうち2台の「デトロイト号」は、日本電池(現GSユアサ)初代社長・島津源蔵氏が所有。自社製(GS製)の蓄電池を積み込んで走行するなど、「源蔵さんのシルクハット」と呼ばれ、人々に親しまれた車です。2008年(平成20年)8月、GSユアサ様の本社社屋を出発し、京栄ニチユ本社へ到着。緊迫した緊張感の中、トラックからゆっくりと積み下ろしされ、その姿を現しました。
後日、デトロイト号の取材及び撮影が行われました。以後定期的に取材が行われております。
現在、修復についての打ち合わせ、現状把握等を重ね、「復刻プロジェクト」成功に向けて取り組んでおります。
モーター・制御機取り外し
足回り分解
足回り解体
モーター仮付
モーター・バッテリー取付
テスト走行
当社を出発し、オーナーであるGSユアサ様へ凱旋。
走行テスト等を行う。
屋根の修復、塗装、部品の微調整などの最終仕上げ作業。
ついにデトロイト号復刻!GSユアサ様にて記者発表。
デトロイト号復刻プロジェクトのキックオフから約9ヶ月間。ついに90年前の電気自動車『デトロイト号』が復刻しました。
復刻を記念し、5月20日が『電気自動車の日』として制定され、日本記念日協会より同日に認定を受けられたとのこと。
修復に携わった皆様、本当にお疲れ様でした。 今後のデトロイト号の動向、並びに電気自動車の普及にご注目いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。