【ご提案】WMSの導入 ”6ない”で戦略的な物流現場を実現!

最適な物流現場実現のためには、『ムリ・ムダ・ミス』を発生させない物流の仕組みを構築することが求められます。

現状の物流現場におけるチェックポイントは、

@何かを持ちながら作業していないか?
A手が空いているのに待たされていないか?
B無駄な移動をしていないか?
C保管場所がわからず探し回っていないか?
Dミスの原因になるような計算をしていないか?
E何かを書きながら作業していないか?
    

などが挙げられ、まずはこれらを自社の物流に当てはめて検証する必要があります。

さらに言えば、その現場での作業が誰にでもできる仕組みになっているか?

例えば、その現場をよく知っているベテランのオペレーターでないと、効率よく作業ができないというのも、改善すべき物流の問題点です。

これらの問題を解決するために、今各企業では”WMS(ウェアハウスマネジメントシステム)”の導入が盛んに行われております。

その一例を以下にご紹介いたします。


入出庫管理
(入荷)
入荷時にバーコードで商品情報を読み取り。もし、商品にバーコードがない場合は、ラベルプリンタからバーコードラベルを発行。誰にでもミスなく入荷検品することができます。
入荷 バーコードで読取 バーコードがない場合はバーコードラベルを発行
 
(入庫)
入荷検品を終えた商品を、ハンディターミナルに表示された指示ロケーションに移動。フォーク端末やハンディターミナルでロケーションのバーコードを読みとって入庫します。
ハンディターミナルの指示画面 指示されたロケーションに移動 ロケーションラベルを読み取って入庫
どれだけ多品種でも、正確な在庫管理が行えます。
 
棚卸・棚移動
商品の棚卸・棚移動もハンディーターミナルの指示に従って行うだけ。移動実績も無線でリアルタイムに管理用パソコンに送信されるため、商品を探してウロウロすることもなくなります。棚卸後の実績入力やデータ修正の手間もなくなります。
ハンディターミナルより指示 ロケーションラベルを読み込み 商品バーコードを読み取ってデータ送信
 
(出荷・出庫作業)
ハンディターミナルの出庫指示に従い、ロケーションへ移動。ロケーションラベル、商品バーコードを読み取って出荷へ。出荷指示と違えば「エラー」が表示されるため、誤出荷を未然に防止できます。
出庫指示 ロケーションへ移動 ロケーションラベル、商品バーコードを読み取って出荷

商品の移動実績や入出庫の実績は、無線LANでリアルタイムに管理用パソコンに送信されるため、計算ミスや誤入力がなくなり、作業の効率も大幅にアップします。

これにより、

  「持たせない」「待たせない」「歩かせない」「探させない」「考えさせない」「書かせない」

”6ない”が実現でき、誰でも(例えばアルバイトやパートさんでも)ミスなく無駄なく効率的に作業が行える物流現場が実現できるのです。

なお、これは物流改善のほんの一例です。業態や扱う荷物によって様々な管理方法があり、お客様に合わせて改善提案を行うのが当社の役割です。

経済状況の厳しい今こそ、現在の物流システムの問題点を検証し、次のシステム更新に向け、自社の最適物流を検討する絶好の機会です。

WMSも含めた、様々な物流のあり方についてぜひご検討ください。

(ご参考)
 →→ 入出庫管理システム『LSKIT』
 →→ ロジスティクスナビゲーションシステム
 →→ 導入事例

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