倉庫内の省スペース化を進めるにあたり、高さスペースの有効利用をとりあげましたが、さらにスペースを有効活用する手段として、ラック内通路の削減による収容効率のアップがあげられます。
ラック内通路の削減とは、文字通りラックの間の通路を削減し、その分荷物の収容数をあげるというもの。
具体的には、ラックを電動式等の移動ラックにすることで、荷捌き用の通路を1本だけ確保し、有効スペースを増やして空間を最大限に利用するというものです。
(例)ニチユの電動式移動ラック『ニチユパック』の採用 |
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上記のように、保管数はそのままで倉庫の有効スペースを確保したい場合や、現状の建屋スペースで、荷物の保管数を増やしたい場合などに有効です。
また、書庫や部品庫など軽量物の保管については手動式の移動棚を、倉庫内の狭い一部分を有効利用するには回転式のラックなど、物流現場のニーズに応じて様々なラックがラインナップされておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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(手動式移動棚) |
(回転ラック) |